レンタルドレスとオーダードレス

レンタルの特徴は、たくさんの種類の中から好きなデザインを選べるということ。着たいドレスのイメージがまだ固まらない、という場合にも、実際に試着をしながらイメージを固めていくことができます。
また最新のドレスを手軽な値段で着ることができる、というメリットがあります。例えば、今年の流行でもあるクラシカルで贅沢な雰囲気のドレスは、びっしりとビーズ刺繍を施し、張りのある上質な生地をボリュームたっぷりに使ってあるもの。こういったものを１から作ろうとすると、材料費も手間もかかるため、とっても手の届かない金額になってしまいますよね。

オーダーは自分にぴったりのサイズにできるということが最大の特徴。現代の花嫁さんは、手足の長さ、バストやヒップの大きさなど、体のサイズが欧米化しているので、日本で古くから使われている号数では合わない方も多いようです。特にシンプルで、体型の出るスレンダーなデザインのドレスに多いようです。ドレスも普段着る洋服と同じ、規定の号数に合わせて作られていますが、その号数に当てはまりにくいサイズの人には、オーダーがオススメでしょう。

また、レンタルドレスをあれこれ試着しても、胸元のデザインがこうだったら、とか、もう少し裾の広がりが大きかったら・・・とイメージにぴったりのものがなかなか見つからないこだわりの花嫁さんもオーダーがおすすめです。パーツ毎に自分の希望を取り入れていけるので、あなたにあった納得の１着が手に入ります。

　　流行を取り入れるならレンタルに

流行に敏感で、最新の物を着たいという人は、インポートもののレンタルを探してみてましょう。
なぜなら、最新ドレスは欧米のコレクションで発信されます。雑誌等で最新のドレスが発表されるのはその後になりますよね。ウェディングドレスのデザインを考える際に参考にするのは雑誌等ですが、それより先に欧米で買い付けてレンタルされるものが流行の最先端ということになります。

　　サイズやこだわりを重視するならオーダーで

代表格はマーメイドラインのドレス。体のラインがはっきり出る下半身、特に、独特の膝の絞り位置が体型にしっかりと合わせて作れ、とても美しいシルエットになります。

ヒップのカッティングや膝の位置によって、スタイルの良し悪しが左右されるのがマーメイドドレス。背の小さい方はそういったポイントとなる箇所が合いにくたいめ、レンタルではマーメイドは難しいとされますが、オーダーなら簡単にかないます。

そして、「２ウェイ」と呼ばれる、パーツの取り外しによって簡単なアレンジができるドレス。シンプルなドレスに、色付きのオーバースカートや、ボレロ、取り外しできる長いトレーンを作って、１着でイメージチェンジを楽しん婿とが出来ます。また、ちょっと変わった素材を使いたいという希望も叶います。デニム生地や合成皮革、着物地などでドレスを作ることも可能です。