オーダードレスの準備スケジュール
自分にぴったりのサイズで、美しいシルエットを出せるオーダードレス。ドレスの制作には通常約4ヶ月程度かかります。ここではその行程をご紹介していきます。
デザイン相談、採寸
専属デザイナーの方と一緒にデザインを考え、細かくサイズを測ります。
仮縫い(オプション)
「シーチング」という仮縫い用の生地を使ったパターンを実際に着て、立体裁断を施します。形やサイズを、着たときのイメージにぴったりと合わせられる、オーダーメイドならではの贅沢な作業です。
フィッティング(1)
ここから本番の生地を使用。仮縫いを行わない場合はこのプロセスからになります。一般の号数を基準に裁断し、サイズを合わせるので、寸法を詰めることのみ可能です。
フィッティング(2)
ビーズやレースなどの細かいパーツなどを加えて、サイズを細部までチェックしていきます。パーツの変更はこの段階まで可能です。
最終フィッティング
全体がほぼ出来上がった状態で、再度フィッティングをします。最後に裾の長さを決めて完成です。
ドレスを作るプロセスはとてもよい思い出になります。そして、そのドレスのファーストユーザーだという贅沢さも味わえます。オーダードレスだからこそあなた一人だけの大切な宝物になります。そして、ドレスをつくるために悩んだり考えたりする時間もオーダーならではの醍醐味といえるでしょう。この悩むための時間が取れないと、納得がいく1着にならない可能性もありますから、ゆとりを持ってオーダーしましょう。 |
オーダーの場合、保管方法は?
当初はオーダーレンタルから買取りに変更して、自分のドレスにすることも可能です。オーダーレンタルの予定でお作りした方の約半分は買取りをしているようです。挙式・披露宴当日にご連絡があって、やはり買い取りに変更したいという方も多いようです。作る過程を味わったからこそ、ドレスへの愛着がわき、手放すのが惜しくなってしまうのでしょうね。
最近は、変色や劣化を防げる真空パック加工をして、コンパクトに保管しておくことも可能です。将来娘に着せたい、というような夢を持っている人は、長期の保管に最適な方法を取りましょう。また、気軽に着られるようにリフォームするケースも多いそうで、裾をアンクル丈くらいに短くしてパーティドレスにしたり、生地を生かしてお子さんの七五三用ドレスを作ったり、といろんな方法が実現できるようです。